Cube社 製品概要
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PureCube Hisタグ用Ni/Co-NTAアガロースレジン


ポリヒスチジンタグはサイズが小さいこと、免疫原性が低いこと、天然条件や変性条件、さらには界面活性剤や各種の添加剤の存在下でも安定であることから、アフィニティタグとして広く使用されています。Cube社ではHisタグタンパク質の精製用の高パフォーマンスPureCube NTAアガロースを提供しております。

  • 市場に存在する製品中で最高の結合容量 (最大70 mg/mL)
  • 優れたDTTおよびEDTAに対する安定性
  • 再使用のために再生可能
  • 検出用抗Hisタグ抗体の提供も可能

:PureCube NTAアガロースは50%サスペンジョンとしてお届けします。PureCube NTAアガロース(ご希望の金属イオンを配位可能です)は充填済クロマトグラフィーカラムとしてもお届け可能です。

キレートリガンドとして IDA を使用したレジンや、Ni/Co以外の金属を配位 したレジンもご提供可能です。

Hisタグタンパク質の培養上清からの精製やプルダウン実験では PureCube Hisアフィニティ磁気ビーズ をご使用になることをお勧めします。ウェスタンブロットでのHisタグタンパク質検出用にタグ特異的抗体もご用意しております。


市場で最も高い結合容量

Cube社独自の生産プロセスにより生産されたNi-NTAアガロースは、競合する2社の製品と比較して20%以上も高い結合容量を示します。Figure 1 は大腸菌で発現され、競合企業製品およびPureCube Ni-NTAを用いて精製されたGFPのSDS-PAGE の結果を示しています。4種類の溶出液 (E1-E4, Cube) 中のタンパク質収量は80 mg/mLであり、競合製品の結果(E1-E4, Competitor Q)は65 mg/mLとなっています。同様の結果はJNK1 (Kinase, 48 kDa)の精製における他の競合企業製品との比較においても得られております。Table.1 ではPureCube Ni-NTAアガロースと競合2社製品間での、その他のパラメータの比較が示されています。

Fig.1 
PureCube Ni-NTA Agaroseを使用することで、競合製品と比較して20%以上収率がアップしました。大腸菌で発現し、PureCube Ni-NTAおよび競合Ni-NTAレジンを充填した重力カラムで精製したGFPのSDS-PAGEの結果が示されています。PureCube Ni-NTA アガロースでは80 mg/mLのタンパク質が得られていますが (E1-E4, Cube) 、市場で広く使用されている競合製品の場合は65 mg/mLしか得られておりません (E1-E4, Competitor Q)

優れたDTTおよびEDTAに対する安定性

PureCube Ni-NTAアガロースはDTTおよびEDTAの存在中でも安定です。安定性試験ではPureCube Ni-NTAアガロースはDTTおよびEDTAの様々な濃度で1時間暴露された後、大腸菌で発現されたHisタグ付加GFPの精製に使用されました。レジンの結合容量はDTTおよびEDTAの存在下では低下しますが、低下率は小幅にとどまっています。DTT存在下では、PureCube Ni-NTAアガロースは濃度の上昇に伴い、平均8%程度結合容量が低下し、10 mM存在下では22%減少します。EDTAの存在下ではより低下量が大きくなりますが、それでもなお1.5 mM存在下で最大値の54%の結合量を保持します。Table.1 ではPureCube Ni-NTA アガロースおよび競合2製品の安定性の比較値を示しています。

Fig.2 【Ni-NTAレジンの還元剤およびキレート剤存在下における安定性】
充填剤を3種類の濃度のDTTおよびEDTA に1時間暴露した後、重力カラムに充填しGFP-Hisを精製した結果が示されています。NTAでは濃度の増加に伴い、結合容量が徐々に低下することがわかります。


酸化に対する耐性と再生

PureCube Ni-NTAアガロースは10 mM DTT暴露後にもその色と機能を維持しています。Fig.3 では5 mM DTTに1時間暴露した後の一連のレジンの写真を示されています。他のレジンとは異なり、PureCube Ni-NTAアガロースは茶色に変色することはありません (A)。また、レジンはGFPへの結合能を維持しており (B), 測定された結合容量は65 mg/mLです(Figure 2 参照)。レジンはNTAから金属を溶離し(C)、再度ニッケルイオンを配位させて再生可能です(D)。PureCube Ni-NTAアガロースの再生用プロトコルについてはお問い合わせ下さい。

Fig.3 【Ni-NTAアガロースレジンのDTTに対する安定性】
PureCube Ni-NTAアガロースはDTTに対して安定であり、再生可能です。PureCube Ni-NTAアガロースを1時間5 mM DTT存在下に静置した結果(A)。静置後のレジンはGFPを結合可能であり(B)、結合後のレジンを洗浄し、Ni2+を除去し(C)、再度Ni2+ を結合しました(D)。(BおよびCはCube社の標準プロトコルに従って実施されました)


最高の品質と最高のパフォーマンス

PureCube Ni-NTAアガロースは物理的に非常に安定かつ低圧での精製プロセスに適した高度に架橋されたアガロースから生産されます。加えて、高い空孔率とサイズ均一性により、タンパク質と最適な条件で相互作用し、高い再現性を示します。 Table.1 ではPureCube Ni-NTAアガロースおよび競合2製品の技術的およびパフォーマンスに関する数値比較を示しております。

Table.1 【3種類のNi-NTAアガロースレジンの仕様および性能】

  Cube Biotech Competitor G Competitor Q
粒子径 32~60 μm 平均 90 μm 60~160 μm
金属イオン結合量
(Cu, Ni)
~25 μmol/mL ~15 μmol/mL 情報なし
結合容量 > 70 mg/mL > 40 mg/mL < 50 mg/mL
安定なpH範囲 3.0~12.0 3.0~12.0 3.0~12.0
推奨流速 0.5-2.0 mL/min (6.0 mL/min poss.) 1.0 mL/min 1.0-3.0 mL/min
DTT安定性 < 10 mM < 5 mM < 10 mM
EDTA安定性 < 1.5 mM < 1 mM < 1 mM

NTAアガロースレジンのリスト

カタログ番号 製品名と内容
ニッケル配位アガロース
31101 PureCube Ni-NTA Agarose (1 mL)
2 mL 50% suspension
31103 PureCube Ni-NTA Agarose (10 mL)
20 mL 50% suspension
31105 PureCube Ni-NTA Agarose (50 mL)
100 mL 50% suspension
31110 PureCube Ni-NTA Agarose (250 mL)
500 mL 50% suspension
31112 PureCube Ni-NTA Agarose (500 mL)
1000 mL 50% suspension
コバルト配位アガロース
31401 PureCube Co-NTA Agarose (1 mL)
2 mL 50% suspension
31403 PureCube Co-NTA Agarose (10 mL)
20 mL 50% suspension
31405 PureCube Co-NTA Agarose (50 mL)
100 mL 50% suspension
31410 PureCube Co-NTA Agarose (250 mL)
500 mL 50% suspension
31412 PureCube Co-NTA Agarose (500 mL)
1000 mL 50% suspension
無配位アガロース
31701 PureCube NTA Agarose (1 ml)
2 mL 50% suspension
31703 PureCube NTA Agarose (10 ml)
20 mL 50% suspension
31705 PureCube NTA Agarose (50 ml)
100 mL 50% suspension
31710 PureCube NTA Agarose (250 ml)
500 mL 50% suspension
31712 PureCube NTA Agarose (500 ml)
1000 mL 50% suspension
抗Hisタグ抗体
40040 PentaHis Antibody* (0.1 mg)
BSA-free, lyophilized
40044 Purify & Detect Set His tag:
Contains PureCube Ni-NTA Agarose (50 mL) &
PentaHis Antibody* (0.1 mg) BSA-free, lyophilized

*Antibody manufactured by QIAGEN.

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