アデノウイルスによる遺伝子ノックダウン細胞

【応用分野】

非分裂細胞やプライマリ細胞のように限定的な増殖能力を持つ細胞に適しています。
下記のような分野で応用できます。

  • 遺伝子機能の研究(最長10日間安定にノックダウン可能)
  • 創薬ターゲットの同定、バリデーション
  • 安定的ノックダウン細胞作製前のテスト
  • 遺伝子強制/過剰発現でのバックグラウンド除去

【サービス概要】

  • ターゲット遺伝子に対するshRNAのアデノウイルスベクターへの組み込み
  • お預かりしたプライマリ細胞または細胞株へのshRNA組み込みベクターの導入
  • 配列解析による組み込み成功の確認
  • 抗生物質を用いた選択による細胞プールの構築
  • 導入後48時間時点の細胞を凍結しお届け
  • 遺伝子のノックダウンはqRT-PCRまたはウェスタンブロットにより、コントロール細胞と比較し定量化

  • non-target shRNAを発現するコントロール細胞もあわせてお届けいたします。
  • shRNAのデザインからやアデノウイルスベクター/アデノウイルスの作製から承ることも可能です。
  • 組織の入手とプライマリ細胞の分離/またはプライマリ細胞や細胞株の入手から承ることも可能です。

【特徴】

  • 柔軟性:用途に合わせたプロモータやエンハンサー等の柔軟なデザインが可能です。
  • 広範囲の適用性:従来は遺伝子導入およびノックダウンが困難とされていた細胞を含むほぼすべてのセルタイプにおいて、効率的かつ定量的なshRNAのデリバリーと均一なノックダウンが可能です。
  • 高効率ノックダウン:ほとんどの細胞型において、高効率ノックダウンが可能です。(99%以上のノックダウンを実現した例もございます。)
  • ノックダウン保証:事前にでお客様と合意した効率以上のmRNAレベルのノックダウンを保証します。
  • 定量性:ウイルス量の調節により、ノックダウンの程度を調節可能です。
  • バイオセーフティ―:細胞はウイルスフリーでお届けします。
  • 短納期:バリデーション済ノックダウン細胞をshRNA配列のお預かりから6週間以内にご提供可能です。
  • 簡便性:到着してすぐにお使いいただけるバリデーション済み凍結細胞の形でお届けいたします。
閉じる